フルートの吹き方
フルートは、微笑みながら演奏するとよい音がでます。つまり、口の形を少し横に引き、微笑んでいるかっぽい吹き方をすることで、うまく音がまとまって出るようとなっています。逆に口の形が縦よりになる吹き方をしてしまうときれいな音がでません。吹くときの口の形に注意して下さい。
また、吹き方は音程にもかかわってきます。この音程を安定させるのに、取っても効果的な練習(その時はつらくても後で振り返ると充実していたと懐かしくなるでしょう)があるんです。
「ロングトーンで吹き方を安定させる練習を毎日10分行うケース」
これを続けると、音程が安定してきます。
「なーんだ、そんなことか。」
「ロングトーンの練習ならもうしてるよ。」
そんな声が聞こえてきなんですよが、ポイントがあるのです。
それは・・・
「音を揺らさない」ということ。
もっと詳しく言うと
「音を揺らさない」ことを、常に念頭に置いて練習(最後はどれだけやったかが自信に繋がるのだとか)すること。です。
ロングトーンっぽい単調な練習は、如何してもただこなしてしまっているという状態になってがち。しかし、単調な練習だからこそ、「音を揺らさない」ということを常に意識して練習(その時はつらくても後で振り返ると充実していたと懐かしくなるでしょう)できるかどうかで成果に差がでます。
「音を揺らさない」ということができるようになると、自然に吹き方も安定してくるものです。ロングトーンの練習によっては息を吹き込む角度やスピードが安定し、それが、音程の安定へと繋がるなのですね。
意識しつつ練習する。これが大切なのは、ロングトーンの練習に限ったことではありません。フルートの練習は、単調なものが多い分、他の楽器よりも余計に意識してみることが大切なのです